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Romance夢紀行

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The Warlord Wants Forever/クレスリー・コール あらすじ

20012.2.8の記事であらすじに触れた部分がありましたので、興味をお持ちになる方がいればと思い、再掲してみます。

満月の夜に スピンオフ作品 The Warlord Wants Forever(アンソロジー Playing Easy to Get 収録) 読書中です。「満月の夜に」にカップルとして登場していた美貌のミストとニコライ・ロスのロマンスです。時系列的には、「満月の夜に」よりも前のお話(ミストがイーヴォに囚われていた5年前)と、ほぼ同時期(ミストが行方不明になっていた時期の話)になります。

※ ※ ※ ネタバレあります ※ ※ ※ 
辞書で確認せず、記憶に頼っててきとーに書きなぐっていますので、
内容が間違っていても笑って読み流せる方だけ読んでくださいね

イーヴォによって牢に捉えられていたミスト。城を落としたフォーベアーズ側の将軍であるロスと出会います。フォーベアーズたちはヴァンパイアでありながら、人間から転生されているためローアの知識がほとんどなく、城を落としたのもそういった知識を得んがため。それなのに逃げ出したヴァンパイアたちが書物を焼き払い、姿を消していたため目的を達することができず、正体不明の囚人であるミストからローアの知識を得ようとします。

あくまでも囚人として扱おうとするロスに誘惑をしかけるミスト。牢獄からロスの部屋に移り、彼を誘惑しながら部屋や荷物などをチェックしますが、ヴァルキュリーのキラキラしたものにきわめて弱い習性が顔を出し、ロスの家族から譲られた大切な十字架をおねだりしてもらおうとしたりしています。

ロスは美しく、不可思議で、反応の読めないミストに強く魅了されていますが、フォーベアーズの王クリストフに「正体を明かさないならば拷問してでも吐かせろ」と命令され、いやいやむかったところヴァルキュリーたちが助けにきて、ミストはロスから逃れます。

別れ際のミストからの報復のキスでロスに血を与えてしまい、それはミストの記憶をロスに与えることに・・・その記憶を頼りに、居場所を割り出し、ヴァルキュリーの本拠地ニューオーリンズにいるミストをついに見つけます。

花嫁に強い吸引力というか、魅力への飢餓?を覚えているロスは、自分にそんな気持ちを起こさせ、苦しめるミストに強い復讐心と愛情を抱きつつ、花嫁として自分と永遠を共にするようミストを説得しようとします。種族間の対立や、拷問をしようとしたことを理由に逃げようとするミストですが、弾みで腰に巻いていた魔法のアクセサリーをロスに切られてしまい、それを持つ?ロスの命令には従わなくてはならなくなってしまいます。

エストニアにある領主館ブラックマウントまで強引にミストをトレースで連れ帰るロスですが、以前は栄えていた館もロスが家族を偲ぶときだけ訪問していたため、荒れ果てています。花嫁ミストにとっても家となるブラックマウントを居心地の良い場所にしようとロスは決意します。

ミストの身の回りの品をコヴンまで取りに帰ろうと、ニューオーリンズまでトレースする二人。最初に、ミストを探す拠点にしていた古い農場につきます。そこにはマセラッティが。ミストは目を輝かせます。

二人でコヴンに向かいますが、さながらお化け屋敷のような様子にロスはたじろぎます。屋敷のなかでも、特にガーリーに装飾されているミストの部屋で荷造りをします。

最後はイーヴォが出てきて怒涛の展開でした。

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この作品でも、血を飲むと相手の記憶を得る というヴァンパイアの王の系譜のヴァンパイア(デメストリューの甥クリストファーにヴァンパイア化されたロス)のみ? に受け継がれる闇の能力が小さくない役割を果たします。

英語力不足で、??? という部分もあるのですが、 幸いにもクレスリー・コールの作品は文章が短めで、読みやすい印象です。「満月の夜に」を読んで、作品の世界観が日本語で理解できているのも、読み下す大きな足がかりになっています。

あとこちらの本は、短編集のため、クレスリー・コールのほかにシェリリン・ケニヨンの作品も収録されています。また巻末には「満月の夜に」の冒頭がおまけで収録されていました。


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